Sales Hacker 営業用語集

SDR

SDR(Sales Development Representative)は、「反響型」とも言われるインサイド​セールス組織、部門を指します。または、インサイドセールス部門の中でリード(見込顧客)を育成して商談化させる役割を担う職種という意味でも使われます。

基本的には、お問い合わせや資料請求を行った顧客に対する反響型営業を行います。電話やメール、ソーシャルメディアを活用して見込顧客をフォローアップしていきます。反響型営業はスピードが求められます。

お問い合わせの対応が遅れると、見込顧客の購買意欲は低下してしまうので注意してください。素早く丁寧な対応ができるように、営業手法や販売プロセスを確立したり、顧客情報を適切な方法で管理したりして組織体制を整えておきましょう。

また、見込顧客の対応だけではなく、蓄積された営業データの解析業務も担います。マーケティング部門が獲得するリードの中でも、商談に繋がりやすいリードは何であるか?どのようなトークをすれば、商談化に繋がりやすいか?などを検証していきます。

解析したデータを社内で共有をして、商談化率や受注率を上げる新たな施策を検討していくことも、SDRの重要な役割となっています。従って、SDRにはコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の他、販売実績指標に対する理解、顧客管理システムの使用経験などのスキルが求められます。

 (参照:freshworks CRM「Sales Development Representatives (SDRs)」

参照:Senses Lab.「SDRとBDRの役割の違いとは?|インサイドセールスの細分化・最適化とツール8選」