Sales Hacker 営業用語集

Business Development Representative(BDR)

BDR( Business Development Representative)は、「新規開拓型」とも言われるインサイド​セールス組織、部門を指します。また、インサイドセールス部門の中で、営業により新規開拓を担う職種という意味でも使われます。自社がターゲットとする企業(中堅企業や大手企業)に対して戦略的にアプローチをしていきます。

どこの企業でも、高単価で継続した取引が見込める顧客と契約したいと思うものです。しかし、大企業であるほど、決裁プロセスが複雑で稟議を通さなければいけないため、契約に至るまで時間がかかります。

このような企業に対しては、戦略を練って長期的にアプローチしていく必要があります。このような営業業務を担うのがBDRです。BRDは、ABM(Account Based Marketing)というマーケティング手法で、ターゲット顧客を絞り込んでアプローチしていきます。主に、電話やメール、手紙の郵送などでコンタクトを取っていきます。

また、決裁者に関する情報収集や商談機会の創出、既存顧客との良好な関係を維持し、アップセル(購入商品よりもグレードの商品を購入してもらうこと)とクロスセル(購入商品と種類が異なる商品を購入してもらうこと)のためのアプローチをしていきます。

中堅企業や大企業との関係性の構築や維持の業務を担うため、市場と各業界に対する幅広い知見が求められることが多いです。また、戦略的なアプローチ方法を考案する独創的なアイデアも必要とされます。

 (参照:mailshake「What Is a Business Development Representative? (& How BDRs Lift Sales)」

参照:Senses Lab.「SDRとBDRの役割の違いとは?|インサイドセールスの細分化・最適化とツール8選」